「備えなきゃ」と思ってはいても、何から始めればいいのかわからない。そんな声におこたえして、子育て家庭のための防災情報をまとめました。

奈良県防災統括室で聞いてきました!
教えて!防災Q& A

奈良県防災統括室 大西さん

災害に対する備えは、「まずは意識をすること」が大切です。無理なく少しずつできることから始めてみましょう。

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奈良で起こりうる災害って、どんなものがありますか?

南海トラフ地震への備えはもちろん大切ですが、実は毎年のように発生している台風や大雨、落雷なども見逃せません。災害はいつどこで起こるか予測が難しく、被害が大きくなることもあります。だからこそ、今のうちから意識を高めて備えておくことが大切になります。

「備えって、何から始めればいいかわからなくて」という声もよく聞きます。子どもがいる家庭では、どんな備えが必要でしょうか?

まずは、ハザードマップで「自分たちがどんな場所に住んでいるのか」を確認して自宅の災害リスクと、どんなときに避難が必要かを考えておきましょう。非常時に持ち出す防災リュックの用意も大切です。いざ自分が逃げるときに何を持ち出すべきか、常に考えておきましょう。また「家族構成」や「ライフスタイル」も大切な要素です。たとえば、子どもや高齢者がいるか、ペットを飼っているか、家族がそろわない時間帯があるかなど、家庭ごとの状況によって備える内容は変わります。備蓄品を準備するだけでなく、家族で避難ルートを確認したり、仕事や外出先で災害に遭った場合にどう連絡を取り合うか、事前に話し合っておくと安心ですね。また地震への備えとしては、家具・家電の固定や寝室にライト・スリッパ・ホイッスルを備えておくことも重要です。地震が起きたときに身動きがとれなくなる可能性もありますので、そのときの備えを平常時から心がけておきましょう。

【Point】家庭ごとの備え、ここをチェック!

☑一般的な防災グッズに「家族に必要なもの」を足し引きして準備

☑備蓄は最低でも3日分、大規模災害に備えて7日分の備蓄を推奨

☑アレルギー対応食や常用薬などは、自分たちで確保しておくと安心

☑声の伝言を残せる災害ダイヤル「171」を家族間で共有しておく

避難所に行くタイミングって、どう判断すればいいのでしょうか?

避難に時間のかかる小さな子どもや高齢者がいる家庭では、「警戒レベル3・高齢者等避難」が出た時点で避難を始めていただきたいと思います。しかし、自宅など今いる場所に災害リスクがある場合は、市町村からの避難情報発令前でも自らの判断で避難しましょう。豪雨時の屋外の移動は車も含め危険です。早めの避難を心がけてください。

避難所には、どのくらいの備蓄品があるのでしょうか?

大規模災害に備えた備蓄を進めていますが、災害の規模やタイミングによっては、すぐにすべての方に行き渡るとは限りません。避難所が開設されていても、十分な環境が整っていないこともありますし、備蓄品には限りがあります。特にアレルギー対応食や赤ちゃん用品、ベット用フードなど、絶対に必要なものは各家庭で準備して持参していただくのが安心です。

【Point】避難所の情報は事前にチェック!

お住まいの地域の避難所や備蓄品の詳細は、市町村のホームページ等で確認を

ライフラインが止まったら…
焦らず行動するために知っておきたいこと

ことまま読者の「うちの防災これやってます」

☑ローリングストックで防災用品を定期チェックしている

☑家族の電話番号を覚えている

☑氾濫リスクのある川が近いため、避難方法を話し合っている

☑地域の防災関連のイベントに必ず参加している

☑キャンプが防災につながるのでは?と家族で実践している

☑ペットがいるので、ペット用フードは多めに常備している

女性目線でまとめた備蓄リストやチェックポイントが満載!

『女性視点の防災ハンドブック』

ライター

ことまま編集室
ことまま編集室
奈良県を中心に子育てが楽しくなる情報を発信するWebマガジン『ことまま』の編集室。
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