七五三家族

マナーやしきたりがたくさんある七五三。覚えておきたい、基本的なマナーをまとめました。親やお祝いしないきょうだいの服装、参拝の方法、もらったお札の飾り方について説明します。

七五三ってどんな行事なの?

家庭によって様々ですが、メインは地域の氏神(うじがみ)様への参拝。七五三詣(もうで)として、特別なご祈祷をお願いできる神社もあります。他に、成長の記念に写真館で着物を着て写真を撮ったり、親族と会食したりすることも。

正式には11月15日ですが、現在では10月~11月頃、家族の都合に合わせ行う人が多いです。

パパ・ママ・お祝いしない兄弟の服装は?

基本は結婚式と一緒。控えめな色の服を選ぶのがベター。必ず家族で記念撮影をするので、ハレの日らしい装いにしましょう。

パパ

スーツでOK。ネクタイはお祝いムードの明るい色が◎。

ママ

洋装ならスーツやワンピース、和装なら訪問着か色無地。

きょうだい

幼稚園、小学校の制服がベスト。なければ、入園・入学式や、おけいこの発表会できるようなきちんとした服装を。

赤ちゃん

落ち着いた色の普段着でOK。綺麗なケープやおくるみで包んであげるのも◎。

参拝の作法は?

まずは、鳥居の前で立ち止まり、一礼して鳥居をくぐる。参道の真ん中は神様が通ると言われているので、端を歩くように使用。「手水舎(てみずや)」で左手→右手の順で清め、口をすすいでから進みます。次にお賽銭をあげて、鈴を鳴らし、2礼をして、2回手を打ちます。感謝の気持ちを込めて祈念し、最後にもう一度礼をして終わり。

神社やお寺に寄って参拝方法が異なるので、事前に調べるか、現地の立て札などに従いましょう。

もらったお札やお守りはいつまで、どうやって飾る?

神棚がベストですが、ない場合は子どもが普段いる部屋に飾ってみましょう。

飾る目安は1年。その後は神社にお返しするか、年末年始にお焚き上げしてもらうのが良いでしょう。

  • 高さ:見下さない高さ。目線より上の場所。
  • 向き:北向きを避ける。

食べ切れなかった千歳飴の保存方法

小さく折って乾燥剤と一緒に密閉容器に入れ、冷蔵庫へ入れます。なるべく早めに食べ切りましょう。

七五三とは、子どものこれまでの成長を祝い、これからの健やかな育ちをお祈りする日。感謝の気持ちをもって家族みんなでお祝いしましょう。

ライター

ことまま レポート
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