園や学校の「給食」は、バランスがよく栄養も満点です。全国の子どもたちが食べている「ご当地給食メニュー」をご紹介!食育トレーナー・食育指導士の林光子先生にレシピを教えてもらいました。

~炊飯器で気軽に~ばら寿司(岡山県)

瀬戸内海の海の幸と旬の食材をごはんの上に乗せて食べる、岡山県の郷土料理「ばら寿司」。江戸時代から続くといわれ、現在では、ご当地給食メニューにもなっている「ばら寿司」のレシピを紹介します。

材料

(4人分量)
米……………2合(300g)
だし昆布………5㎝
すし酢…………大4+大1

[A]
人参……………30g(千切り)
ごぼう…………20g(千切り)
レンコン………30g(薄切り)

[B]
ブロッコリー…40g(小房に分ける)
ツナ缶…………正味50g
錦糸卵…………適量(市販品でも可)

いりごま………適量

作り方

1.ツナ缶の油は切り、ブロッコリーは洗って小房に分け、レンジで1分温める。


2.人参、ごぼうは薄切りにして千切り、レンコンは薄切りの半月切りか、いちょう切りにする。

3.炊飯器の米2合のメモリの下まで水を入れ、すし酢大4、昆布、Aを乗せ炊飯。

4.炊き上がったら、大きな器に移し、追いすし酢大1をかけ、切るように混ぜる。冷めたらBで盛り付ける。

ママ’s voice

食材を切ったらあとは炊飯器にお任せなのでラクチンでした。野菜が苦手な子どものために、野菜は細かく切り、ツナは分量よし少し多めに。ツナが好物な息子はパクパク食べてくれました!

林先生のおはなし

酢飯に細かく切った具材を混ぜ合わせて作る「岡山ばら寿司」は、ハレの日にも食べられることから「まつり寿司」とも呼ばれています。酢飯の上に飾る具材は是非、子どもさんにしてもらってくださいね。指先を使って想像力を膨らませながら集中する姿は、子どもの成長を感じるときになるでしょう。アレンジで生魚を使用する際は、お子さんの体調など細心の注意を払ってあげてくださいね。

キッズ食育トレーナー・食育指導士
林光子先生

青空キッチン 奈良生駒校

『青空キッチン奈良生駒校』を主宰。『笑顔溢れる明るいキッチンが家族の幸せを作ります』をモットーに活動中。

090-3923-8689
HP/青空キッチン奈良生駒校

ライター

ことまま編集室
ことまま編集室
奈良県を中心に子育てが楽しくなる情報を発信するWebマガジン『ことまま』の編集室。
Instagram: @co_to_mama