毎日、元気で、笑顔いっぱいの子育てができるように…。悩み多き子育て中のママに、先生から子育てのヒントをお伝えします。(執筆・梅田美和先生)

相談1

弟ばかりお姉ちゃんばかりと兄弟姉妹がひがんでしまいます。みんなを大切にしているとわかってほしいのですが。

兄弟姉妹がいるママなら、ご自分も幼い頃の記憶にあることかもしれません。大丈夫です。ママが子どもたちみんなを大切にしていることは、きっとわかっているのだと思います。ただ、自分が1番と言ってほしいし、1番だと思いたいんですよ。言ってあげてください。

「○○ちゃんが1番だよ。△△くんも○○ちゃんの弟だから(妹だから)同じように大切だよ」と。

結局は2人とも同じように大切ということなんですが、「あなたが1番」と言って抱き締めてもらえるだけで、きっと兄弟姉妹がいることでのさまざまな我慢も出来るのではないでしょうか。

また、兄弟姉妹それぞれ1人とだけ過ごす日や時間を作るのも1つの方法だと思います。たとえば、誕生日はその子とママだけでお出かけし、心のコップを満たしてあげるという具合です。一日中でなくても、2人だけでアイスクリームを食べに行くなど短い時間でも十分。2人だけというのがポイントです。

子どもが、ちょっとひがんでいるような言葉を出すときは、子どもの心の中の愛情が減ってきた証拠だと捉えてみてはいかがでしょう。

相談2

どんなこともすぐに諦めずに、根気強い子に育ってほしいです。どのような言葉がけをすればいいですか?

「どんなこともすぐに諦めず根気強く」、幼児にそんなことが可能でしょうか。まして、自分のあまり好きではないことだとしたら、大人でもかなり困難なことですよね。「根気よくやるんだよ」と教えたところで身にはつきません。子どもが根気よく取り組んでいることがあるとすれば、きっと、その子にとって「楽しいこと」です。心から楽しいと思えることに出会えたら、自然と根気よく取り組むようになるでしょ
う。たくさんの楽しいことに出会い、心が満たされる経験こそが幼児期に必要だと思います。
失敗したり楽しんだりという経験を重ねながら自分に合うことを見つけていけるのが理想ではないかと思います。

「根気がない」は、短所に思えますが、視点を変えると、「好奇心旺盛、色んなことに興味が持てる」など、素晴らしい長所です。親は子どもに「こうあってほしい」と願うあまり、子どもの個性を監視しがちですが、監視するよりも観察する視点を持つことをお勧めします。

何かを始めたときには、いきなり大きな目標を立てるのではなく、目標をスモールステップにして取り組み、小さな成功体験を積ませてあげるといいですね。「成功と失敗を繰り返しながら、少しずつ根気を育てている」というイメージを親が持てるといいと思います。楽しめることがたくさん見つかるといいですね。


ライター

ことまま編集室
ことまま編集室
奈良県を中心に子育てが楽しくなる情報を発信するWebマガジン『ことまま』の編集室。
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