園や学校の「給食」は、バランスがよく栄養も満点です。全国の子どもたちが食べている「ご当地給食メニュー」をご紹介!食育トレーナー・食育指導士の林光子先生にレシピを教えてもらいました。

夏の食欲が落ちる時期に「冷や汁」(岡山県)

充分な栄養補給や体力回復のために、簡単に食べられる昔の人の知恵が生かされた宮崎県の郷土料理「冷や汁」。ご地給食メニューにもなっている「冷や汁」のレシピを紹介します。(ことまま2024年7-8月号掲載)

材料

(2人分量)
サバの味噌煮缶……………1缶(100g)
きゅうり………1/2本(50g)
トマト…………1/2個(100g)
サニーレタス…………1枚(20g)
大葉…………2枚
お好みの味噌…………大1/2
すりごま…………大1
水…………200ml(汁と合わせて)
冷やご飯…………300g

作り方

1.サバの味噌煮缶は身と汁に分け、汁を水と合わせ200mlにする。きゅうりはビニール袋に入れ、麵棒で叩き小さくし、トマトは一口大の大きさ、サニーレタス、大葉は手でちぎる。


2.ボウルに味噌、すりごまを入れ、1の水を少しずつ入れながら溶き、1の具材と合わせる。冷蔵庫で20分程冷やし、冷やご飯にかけて食べる。

ママ’s voice

火を全く使わないので、簡単に作れました!とってもおいしかったようで、パクパクと食べてくれました。野菜も魚も入って栄養満点なので、今年の夏はたくさん作ろうと思います♪

林先生のおはなし

サバの缶詰を使って、手軽に作れるようにしました。きゅうりを叩いたり、レタスを手でちぎるなどの作業は、子どもの成長を促します。可能であれば、すり鉢からのごまの香りを親子で楽しんで欲しいです。缶詰を使うことで、骨まで食べられカルシウムがしっかり摂れますよ。大葉の量を好みに合わせて変えてくださいね。

キッズ食育トレーナー・食育指導士
林光子先生

青空キッチン 奈良生駒校

『青空キッチン奈良生駒校』を主宰。『笑顔溢れる明るいキッチンが家族の幸せを作ります』をモットーに活動中。

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HP/青空キッチン奈良生駒校

ライター

ことまま編集室
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奈良県を中心に子育てが楽しくなる情報を発信するWebマガジン『ことまま』の編集室。
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