突発的に起こる子どもの体調不良やケガ。「救急車を呼んだ方がいいの!?」と動揺することもあります。どんな場合に呼ぶべき? 救急車を待つ間にできることは? 奈良市消防局救急課の川﨑さんに教えていただきました。

熱性けいれんってなぁに?

0歳~5歳頃のお子さんが急に高い熱(38度以上)を出したときに、体がガクガク震えたり、意識がぼんやりする発作のことです。お子さんの脳は発達途中のため、急な体温の変化に反応して、このような症状を起こすことがあります。

まずすること

※階段近くにいる場合、転落しないよう安全な場所へ移動

×してはいけないこと

けいれんしている体を無理に押さえつける → ケガや骨折などのおそれ
けいれんしている子どもの口の中に物や指を入れる → 歯の損傷、窒息、指を嚙まれるおそれ

119番通報の目安

5分以上のけいれんが続いている

通常、発作は2分以内に自然におさまります。5分以上持続する場合は生命の危険があるので、直ちに119番通報してください。

救急隊に伝えること

  • どのようなけいれんだったか
  • どのくらい続いたか

救急隊や病院では、「どのようなけいれんだったか」「どれくらいの時間続いたか」という情報がとても参考になります。もし可能なら、時間を確認し、余裕があれば、動画を撮っておいていただけると、その後の情報共有がスムーズになります。

教えて!救急救命士さん

奈良市消防局救急課
救急救命士
川﨑さん

  

お子さんの小さな変化に気づけるのは、いつもそばにいる保護者の方だからこそです。「いつもと違う」「何かおかしい」と感じたら、その気づきを大切にしてください。迷ったときは、どうかひとりで抱え込まず、119番通報などを頼ってくださいね。

こんなときは、迷わず119番!

子どもの様子が...

・いつもと様子が明らかに違う

・ぐったりしていて反応が鈍い

・呼吸がおかしい

困ったときは、相談ダイヤルを活用!

#8000 または 奈良県窓口 0742-20-8119

子どもの急病時に「受診した方がいい?」と迷った際、小児科医や看護師へ電話で相談できます。「#8000」を押すと、症状に応じた対処法や受診先などのアドバイスが受けられます。

<例えばこんなとき>・頭をぶつけた ・タバコを舐めた

確認しておくと安心!

奈良県「こどもの救急チャンネル」

子どもの体調不良に多い10の症状について、動画でわかりやすく紹介されています。

https://youtube.com/channel/UCq84YwZNZ5OlSy8vv-7J9Ew?si=tmGDcnlpxhPbBk6n

ライター

ことまま編集室
ことまま編集室
奈良県を中心に子育てが楽しくなる情報を発信するWebマガジン『ことまま』の編集室。
Instagram: @co_to_mama